台湾は喪に服す:徐立農将軍を偲ぶ、奉仕と擁護の生涯

元退役軍人会議議長の人生と遺産を振り返る
台湾は喪に服す:徐立農将軍を偲ぶ、奉仕と擁護の生涯

台湾は、本日午前、台北栄民総医院で安らかに眠りながら息を引き取った退役中将で、元行政院退役軍人輔導委員会(VAC)主任委員である徐立農将軍の生涯を偲んでいます。享年107歳でした。VACと国防部は、葬儀の手配を遺族に協力します。

1919年生まれの徐立農氏は、中央軍校(陸軍軍官学校)第16期卒業。日中戦争、国共内戦、第二次台湾海峡危機で従軍。1983年には、総政治作戦部主任に就任。退役後、1987年にVAC主任委員に就任しました。在任中、退役軍人の福祉向上に尽力し、「徐おじいさん」という愛称で親しまれました。

1993年、徐立農氏は、李登輝氏の対中関係への立場に対する意見の相違から、中国国民党(KMT)を脱退し、新党に参加しました。晩年には、大陸との平和統一を提唱し、統一国家を「中国」と呼ぶべきだと主張しました。近年では、新北市市長の謝幼禎氏が、徐立農氏の誕生日に訪問し、祝辞を贈っていました。写真には、2年前の二人の写真が含まれています。写真は謝幼禎氏のFacebookより。徐立農氏は、VAC主任委員在任中、旧正月期間に台南栄家を訪問し、百歳の退役軍人である魏海山氏を慰問。写真は聯合報より。