おにぎりからレスキューまで:台湾の連帯が高雄の日系企業を支える

高雄市政府とMRTが日系おにぎり店の賃貸紛争を支援
おにぎりからレスキューまで:台湾の連帯が高雄の日系企業を支える

高雄市立美術館エリアにある、日本人オーナーの<mark>飯糰</mark>(おにぎり)店を巡る最近の出来事が、世間の関心と支援の波を引き起こしています。家賃を巡る大家との争いが原因で店に損害が生じたと伝えられていますが、高雄捷運(KMRT)が支援の手を差し伸べています。

KMRTは、新たな出店場所として、自社の駅構内への出店を検討するよう店側に提案しています。さらに、高雄市役所行政及服務部の張延清部長によると、市の行政センターも従業員食堂に賃貸可能なスペースがあり、ビジネスにさらなる選択肢を提供しています。

日本人オーナーの樋口さんと台湾人妻が経営するこの店は、鼓山区の青海路でオープンしました。この状況は、オーナーのこれまでの善意の行動も相まって同情を呼んでいます。市議会議員の簡煥宗氏は、台風の際に消防隊員を支援し、感謝の気持ちとしておにぎりを提供したことを強調しました。この出来事は、台湾と日本のコミュニティ間の強い絆を浮き彫りにしています。



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