08 May '25

ヘロイン密輸の疑いでドイツ人が台湾で起訴される

台北、5月8日 – ドイツ国籍の男性が、2月に台湾へヘロインを密輸しようとした疑いで桃園地方検察庁に起訴され、深刻な容疑に直面しています。

桃園地方検察庁の発表によると、氏名不明の男性容疑者は2月14日に桃園国際空港で逮捕されました。税関職員が、彼の荷物の中に隠されていた3,400グラムのヘロインを発見しました。

捜査の結果、容疑者は2月11日にタイへ渡航し、そこで薬物を入手した後、台湾に戻ったことが判明しました。

取り調べに対し、容疑者は荷物の中身について知らないと主張し、「Mr. Chow」と名乗る男性から、台湾へ荷物を運ぶ見返りに230万米ドルを提示されたと供述しました。検察官は「Mr. Chow」に関するさらなる詳細を公表していません。

容疑者は、麻薬危害防止条例違反の疑いで起訴されました。

台湾ではヘロインを第一類麻薬に分類しています。有罪の場合、容疑者は死刑または無期懲役刑に処される可能性があります。

さらに、無期懲役刑に処された者は、最高3,000万台湾ドル（約99万1,614米ドル）の罰金が科せられる可能性があります。

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