傅君智の選挙用品調査:家政婦が行方不明、弁護士が保釈

国民党の傅坤淇(フー・クンチー)の選挙運動資料をめぐる捜査の結果、家政婦の失踪と弁護士の関与が発覚し、物議を醸す。
傅君智の選挙用品調査:家政婦が行方不明、弁護士が保釈

国民党(KMT)立法会幹事長傅崐萁(フー・クンチー)氏と選挙関連品を巡る捜査が新たな局面を迎えている。検察は最近、花蓮にある傅崐萁氏の住居近くの職員宿舎などを含む家宅捜索を行い、反浸透法の違反など、さまざまな容疑に焦点を当てている。傅崐萁氏は、この捜査は頼清徳(ライ・チンテ)総統による政治的な動機に基づいたものだと批判している。

台北地方検察庁がこの件を捜査している。検察は傅崐萁氏の家政婦である李枝玲(リー・チンロン)氏の住居を捜索し、李氏が今年3月に張瑞文(チャン・ルイウェン)弁護士の法律事務所に入り、その後連絡が取れなくなったことが判明した。家宅捜索後、張瑞文氏は取り調べを受け、逃亡犯をかくまった容疑で保釈金50万ニュー台湾ドル(NTD)で釈放された。李枝玲氏は取り調べに応じなかったため、逮捕状が出されている。



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