台湾、深刻な大気汚染:北部地域と離島に影響

北東の風が粒子状物質をもたらし、島および周辺地域に大気質警報を発令
台湾、深刻な大気汚染:北部地域と離島に影響

台北、4月13日 – 台湾環境部(MOENV)は、日曜日朝、台北、新北、そして離島の金門と馬祖に対し、赤色の「不健康」な大気質警報を発令しました。これは、中国本土からの微粒子状物質を運ぶ北東風によるものです。

MOENVの大気質モニタリングネットワークによると、午前9時の時点で、新北市の石門区と万里区、台北市の松山区にある観測ステーションで「不健康」状態を示す赤色レベルが観測されました。警報はまた、台湾の離島である金門県と馬祖(連江県)にも発令されました。

大気質ネットワークはまた、新竹、苗栗、雲林、嘉義、南投、宜蘭、花蓮、澎湖を含むいくつかの都市や県で、大気質が「敏感なグループにとって不健康」であることを示す「オレンジ」のステータスが広範囲に及んでいると報告しました。

予報によると、日曜日の台湾北部では、PM10の濃度が1立方メートルあたり200~300マイクログラムに達する可能性があり、PM2.5レベルは1立方メートルあたり30~40マイクログラムに達する可能性があります。

MOENVは、地元の環境保護局に対し、主要な工場や建設現場での排出規制の強化など、緊急対応措置を発動するよう警告したと発表しました。

同省はまた、国民に対し、屋外活動を減らし、外出時にはマスクを着用するようアドバイスしました。

MOENVは、大気質の悪化の原因として、金曜日に内モンゴルで発生した砂嵐を挙げました。この砂嵐は微粒子状物質を東に運び、その後、北東風がこれらの粒子を台湾に運んだのです。



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