台湾、無人機の中国製部品を拒否:国家安全保障の確保

ク国防相、軍需品の非共産圏サプライチェーンへのコミットメントを確認
台湾、無人機の中国製部品を拒否:国家安全保障の確保

台湾、台北 – 今週、国防部長の顧立雄(Wellington Koo)氏が、台湾製ドローンへの中国製部品の使用を厳格に禁止すると確認しました。これは、Albatrossドローン内部で中国製の部品が発見されたという報告を受けてのことです。これにより、国家防衛における安全なサプライチェーンの重要性が浮き彫りになりました。

Chung Xiang II(鋭鳶二型)としても知られるAlbatrossは、台湾台中にある主要な防衛請負業者である国家中山科学研究院によって製造されています。調査の結果、ドローン内には中国製の通信モジュールとSDメモリーカードが搭載されていることが判明しました。

国家中山科学研究院の李世強(Lee Shih-chiang)事務局長は、国会議員の前でこの問題について説明し、問題は輸入段階のサプライチェーンの早い段階で特定されたと述べました。同研究院は、サプライヤーに対し、契約仕様に従い、中国製部品を台湾製部品に交換することを要求することで、迅速に対応しました。また、量産はまだ開始されておらず、試験および研究段階が進行中であることも確認しました。

事務局長はさらに、制限のため、研究院の代表者は海外の施設での製造プロセスを直接監督することができないことを認めました。その結果、製品が台湾に到着した際に徹底的な検査が行われています。

国会議員からの質問に対し、顧部長は、すべての兵器システムから中国製部品を排除するという政府の揺るぎないコミットメントを強調しました。同氏は、ドローンのすべての防衛契約において、「非赤色」、つまり非共産主義のサプライチェーンからのみ部品を調達することを規定していると強調しました。顧部長は、検査を容易にし、全体的な安全保障を強化するために、すべての部品を台湾国内で製造することを目指していると表明しました。



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